音楽を聴くといったら、ヘッドフォンで聴く姿、どこでも見かけますよね。電車の中、歩きながら、食事やティータイム、ちょっとした待ち時間、自転車に乗りながらなど(自転車乗りながらはやめて欲しいですね)いつでもどこでもお気に入りの音楽とともに過ごしたい・・気持ちはわかるのですが、私はあえて逆の提案をしたいのです。それはヘッドフォンではなく、スピーカーから音を出して聴くということ。スピーカーから音を出して聴くということは外出先では難しいですよね。でも、そもそも外出先でも本当に音楽を聴く必要がありますか?出かけた時には、そこの音や場所の雰囲気を感じたり、人との会話でいつも以上に音を聞くことが必要とされるはず。それをヘッドフォンで遮断するなんてもったいない・・というかせっかくのチャンスを自ら捨ててしまっているとも思えてしまいます。それに「不便なことがかっこいい」と数年前に亡くなった加藤和彦さんもおっしゃっていたことですし(あまり関係ないかな・・)話を戻して・・自宅で音楽を聴く時、注意(?)してほしいのは、やたらと大音量で聴くのではなく、できるだけ楽器本来の音量に近い音量で聴くということ。例えばオーケストラだったらコンサートホールに行って聴いているのに近い音量、ピアノトリオならライブハウスの席に座って聞こえる音量が理想的。音楽は耳だけでなく音の波として体で聞くものなので、それを体験してほしいのです。そうすることで、音楽とそれを演奏している人の息づかいと一緒に鑑賞することができると思うのです。というところで、文字数が尽きてしまいました。続きは気が向いたら・・・では。